まるで日本の肉じゃが?!日本でも作れるメキシコのピカディーヨ
じゃがいもとひき肉を使った煮物。日本の肉じゃがのような存在で、メキシコの代表的な家庭料理の一つ。家庭により水気を多くしたり、トマトを多くしたり、クミンを多く使ったりと味が多少ことなりバリエーションが広いのが特徴です。
料理を作った人:Yu Kumagawa Larrazabal
メキシコ在住8年の主婦、兼、ライターです。
日本での実現可能度:★★★★★
材料(4人分)
[wc_row][wc_column size=”one-third” position=”first”] [/wc_column][wc_column size=”one-third”] [/wc_column][wc_column size=”one-third” position=”last”] [/wc_column][/wc_row] じゃがいも …………………………………………………… 1個ニンジン ……………………………………………………… 1個
玉ねぎ ………………………………………………………… 1個(小さめ)
にんにく ……………………………………………………… 2かけ
牛ひき肉もしくは牛と豚の合い挽き肉 …………………… 350g
クミン ………………………………………………………… 2つまみ
トマト ………………………………………………………… 2個
チリ・セラノ もしくはハラペーニョ …………………… 1個
グリーンピース(好みで) ………………………………… 125グラム
水もしくはビーフコンソメ ………………………………… 1カップ
オレガノ(好みで) ………………………………………… 小さじ半分
油 ……………………………………………………………… 大さじ3
黒コショウ …………………………………………………… 少々
塩 ……………………………………………………………… 小さじ1
memo
チリ・セラノ、もしくはハラペーニョは日本の青とうがらしで代用できる。
作り方(調理時間:30分)
1.玉ねぎをみじん切りにして半分に分ける
2.じゃがいもとニンジンの皮をむく
3.じゃがいもとニンジンをみじん切りにする
4.トマトとニンニクとみじん切りにした玉ねぎと少々の黒コショウをミキサーでかけてソースを作る
5.鍋を温めて油を入れる
6.中火で残りの玉ねぎを炒め、ひき肉をいれ4、5分炒める
7.そこにじゃがいもを入れて3分ほど炒める
8.ニンジン、グリーンピース、クミン、オレガノ、塩とソースを入れかき混ぜ強火で2分ほど煮込む
9.チリを切らずにいれる。(辛味よりはチリの風味をだすため)
10.一度煮立ったら、弱火で水気がなくなるまで煮る
11.水気がなくなったら味を見て、塩がたりないようなら塩をたす。
12.トルティーヤの上にご飯を少しのせ、その上にピカディヨを少しのせて、くるくるとまいて食べます
作り方のコツ
●ニンジンは必ず最後に入れること(煮すぎて柔らかくなりすぎないように)
●水気がなくなるまで煮込む時の程度は人それぞれなので、水っぽいのが好きな人は少し水気を残して火を止めてもよい
●作り終えてすぐ食べるよりは、30分ほど待って食べたほうがより味がしみこんでおいしい
●チリは辛い食べ物が嫌いな人は入れなくてもよし、もしくは半分にしてもよし
●クミンを多く入れたり、トマトの数を増やしたりと自分の好みで作ることができる
このお料理にまつわるエピソード
メキシコで一番人気で一般的な家庭料理の一つであり、メキシコに100年以上続く伝統的な料理。日曜の家族が皆集まる日などはお母さんが大量に作ったりする料理でもあります。また、ピクニックに行く時に持って行ったり、子供のお弁当に入れたりもします。どこのメキシカンレストランにもあり家庭によりバリエーションが広いです。 |
Yu Larraz メキシコ在住ライター。2009年よりメキシコ、カリブ海が美しい町プラヤ・デル・カルメンに住んでいます。メキシコは自然と文化が非常に豊かな国。レアな情報を含めメキシコの魅力を現地からお伝えしていきます。