Pavlova/パブロバ

外はカリッと!中はさくさくの新感覚のお菓子パブロバ

ニュージーランド発祥のお菓子・パブロバは、卵白をたっぷり使ってつくる新鮮な食感を味わえるスイーツです。パブロバはクリスマス菓子としても人気で、ニュージーランドの家庭で子どもからお年寄りまで、幅広い年齢層に愛されています。

料理を作った人:古屋 恵子/KEIKO FURUYA
ニュージーランド在住12年。子育ての傍らフリーランスライターとして活動中。将来の夢は半自給自足生活。
日本での実現可能度:★★★★★

材料(5人分)
グラニュー糖、ホワイトビネガー、塩、コーンフラワー、卵、生クリーム、いちご。

グラニュー糖、ホワイトビネガー、塩、コーンフラワー、卵、生クリーム、いちご。

卵白 ……………………………………………… Lサイズ3つ
グラニュー糖 …………………………………… 110g
塩 …………………………………………………… ひとつまみ
コーンフラワー …………………………………… 小さじ1
ホワイトビネガー …………………………………… 小さじ半分
生クリーム …………………………………… 150cc
グラニュー糖 …………………………………… 大さじ1
いちご ……………………………………………… 8個
キウイ ……………………………………………… 1個
memo
・グラニュー糖は上白糖でも代用できます。ニュージーランドのレシピではCaster Sugar(グラニュー糖を細かくしたもの) を使用することが多く、スーパーで手に入ります。
・コーンフラワーもニュージーランドのスーパーで購入できますが、日本ではコーンスターチで代用できます。(同量)

 作り方(調理時間:90分)

1.オーブンを180度に温め、卵白と塩をボウルに入れて、電動泡だて器で泡立てる。卵白が白くなってきたらグラニュー糖を3回にわけて投入。
2.角がピンと立つくらいまで泡立ったら(5分~10分)コーンフラワーとホワイトビネガーを入れて、全体にまざったらOK。
3.オーブンプレートにクッキングシートを敷き、泡立てた卵白を4~5㎝くらいの高さの丸い形に整えながらのせる。
4.予熱したオーブンで180度で5分、その後は130度で1時間焼き上げる。時間になったら、オーブンの中に入れたまま冷めるまで待つ。
5.デコレーション用に生クリームとグラニュー糖をボウルに入れて、泡立てる。
6.イチゴやキウイなど、お好みのフルーツをトッピングしてできあがり!

作り方のコツ

・卵白は室温に戻して、なるべく冷蔵庫の中にある古い卵から使いましょう。7日前くらいの卵がベストで、卵白の泡立ちがよくなります。
・生クリームを泡立てるときは、ボウルの下に冷水などを置いて冷たくすると、早く泡立ちます。

このお料理にまつわるエピソード

名前の由来は、1926年に世界的なロシアのバレエダンサー・Ana Pavlovaがツアーでニュージーランドに訪れた際に、ドレスのチュチュをイメージして彼女のためにスイーツがつくられたことから“「パブロバ」という名前が付いたのだそうです。オーストラリア発祥?という噂もありますが、現在のパブロバの起源はニュージーランドという説が濃厚です。昨年のクリスマスは、4歳の娘と一緒にパブロバを作り、我が家でもリピート率の高いスイーツです♪ホームパーティーなどを開いてお友達を招待するときなどにも、簡単に作れて見た目も豪華なので、好評を得ています。

古屋 恵子
ニュージーランド・オークランド在住12年。子育ての傍らフリーランスライターとして活動中。将来の夢は半自給自足生活。

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