モルディブ朝ご飯の定番 マスフニ
モルディブを代表する食材である、魚とココナッツ。その両方の食材を使って作る、モルディブの代表的な朝ごはんです。口当たりのいい魚フレークと、サクサクとした削りたてのココナッツをたっぷりと入れて、ライムをしぼったらできあがり。シンプルながらも味深く、一度食べたらやみつきになる、毎朝食べても飽きないサッパリとした一品です。モルディブの主食のひとつであるロシと一緒に、甘い紅茶と頂くのが定番。ローカルレストランでもマスフニを食べることができますが、朝ごはん限定のため、遅くとも10時までには行きたいところ。
料理を作った人:現地のお母さん
首都マレに住む、3人の子持ちお母さん
日本での実現可能度:★★★☆☆
材料(4人分)
[wc_row][wc_column size=”one-third” position=”first”] [/wc_column][wc_column size=”one-third”] [/wc_column][wc_column size=”one-third” position=”last”] [/wc_column][/wc_row]ツナ缶 …………………………………………… 1缶(大)
削ったココナッツ …………………………… 適量
紫たまねぎ ……………………………………… 大1
カレーリーフ …………………………………… 少々(色づけ程度)
塩 …………………………………………………… 少々
memo
日本で作る場合は、輸入食材店などで売られている乾燥させたココナッツフレークで代用可能。ツナ缶は、モルディブ産のほうが肉厚のためマスフニ向けですが、日本のものでも十分おいしく作ることができます。カレーリーフはあれば尚可能ですが、なくてもおいしく作ることができます。
作り方(調理時間:約15分)
1.ツナ、微塵切りにしたたまねぎ、削ったココナッツ、刻んだカレーリーフを混ぜます。
2.塩を入れて、ライムを絞って味を整えます。お好みで刻んだ唐辛子も。
3.できあがり!
作り方のコツ
マスフニをおいしく作る最大のコツは、ココナッツとライムを惜しまずたっぷり使うこと! これに尽きます。あとは少しの唐辛子でピリッと辛みを効かせて。ココナッツと魚フレークを混ぜる時は、パラパラと簡単に混ぜるよりは、ギュッギュッとココナッツの水分(ココナッツミルク)を絞るように混ぜるとココナッツミルク特有のまろやかさと香りがプラスされ、さらにおいしくなります。
このお料理にまつわるエピソード
モルディブの定番朝ごはんといえばコレ! マスフニ。現地語でマスは魚、フニはココナッツを削ったものを意味します。その名前の通り、材料は魚とココナッツ。新鮮な魚と削りたてのココナッツで作るマスフニは、モルディブでしか食べられない逸品です。ローカル島では、このマスフニを作るためにココナッツを削る”ゴリゴリ”という音が、朝早くキッチンから聞こえてきます。家庭によって微妙に味付けが違うマスフニは、まさにおふくろの味。ライムをたっぷりかけて、ピリッとモルディビアン唐辛子の辛みが加わったマスフニは、日本人好みの味です現地語でロシと呼ばれる、インドのナンをもっと薄く伸ばしたクレープのようなものと一緒に食します。 |
Yasuna 青年海外協力隊としてモルディブで活動後、単身モルディブへ戻りモルディブ産製品創出プロジェクトを始動。またモルディブ現地旅行会社にて、安く新しいローカル島滞在プランやエコスタディーツアーを企画している http://ccmtours.exblog.jp/