Schwäbischer Kartoffelsalat/南ドイツ風ポテトサラダ

マヨネーズを使わないさっぱりとしたポテトサラダ

南ドイツに伝わるポテトサラダは、お酢を使っており、さっぱりとしています。材料はいたってシンプルですが、ドイツの家庭には代々伝わるレシピがあり、バリエーションはさまざま。

料理を作った人:イリスさん Iris
南ドイツ出身、料理が得意なデザイナー。新しいレシピを見つけると、友達を招いて料理を振る舞う。BBQパーティーに特性ポテトサラダを持っていくと、とても喜ばれるそう。

日本での実現可能度:★★★★★

材料(2人分)
材料一覧

材料一覧

ジャガイモ …………………………………… 500g
玉ねぎ ………………………………………… 半分
キャノーラ油 ………………………………… 大さじ2
白ワインビネガー …………………………… 大さじ2
スープストックの素 …………………………(鶏ガラスープの素などでもOK) 大さじ2
スープストックの素を解く水 …………… 500ml
刻み青ネギ …………………………………… 少々
塩コショウ …………………………………… 少々

memo
崩れにくい種類のジャガイモの品種を選ぶこと。
スープストックの素がなければ、鶏ガラスープの素などでもOK。

 作り方

1. 洗ったジャガイモを皮のついたまま、ちょうどかぶれるくらいの水でゆでる。
2. 茹で上がったジャガイモは、熱いうちに皮をむく。
3. 皮をむいたジャガイモを半分に切り、6~8mmの厚さに切る。
4. 500mlの熱湯にといたスープの素をまだ温かいジャガイモにかける。スープをジャガイモが吸うまで、数時間からひと晩おく。
5. 刻んだ玉ねぎと油と酢を混ぜる。
6. 塩コショウで味を調える。
7. 刻み青ネギをふり掛けて完成。

完成品

完成品

作り方のコツ

ジャガイモが温かいうちにスープを掛けるとよく吸うため、冷めないうちにジャガイモを準備すること。

このお料理にまつわるエピソード

ドイツには大きく分けて2通りのポテトサラダがあり、今回のブイヨンを使ったもののほかに、クリームやマヨネーズを使ったものもあります。おふくろの味というよりは、おばあちゃん(オマ)の味で、各家庭で代々受け継がれているレシピがあり、材料や作り方は出身地だけではなく家によってさまざまです。ポテトサラダを食べるとき「これはおいしいけれど、うちのおばあちゃんのレシピが一番!」などという会話が始まり、材料や作り方を比べることもあります。レストランによっては、肉料理のサイドとして、炒めたポテト、マッシュポテト、フライドポテトの他にポテトサラダを選べるところもあります。

タンジユカリ
ドイツ在住。元フォトグラファー。現在ライターとして英語と日本語で各メディアに記事を提供している。

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